日焼けの皮むけケアにも使えるオロナイン
オロナイン
日焼けで皮がむけた状態のとき、オロナインを使用するという方法があります。オロナインを塗ることで、炎症を抑えて保湿もできるからです。オロナインはやけどにも使われる軟膏です。
日焼けは軽いやけど状態なので、オロナインの抗炎症効果が有効というわけです。さらにオロナインにはオリーブ油が含まれています。これが保湿の役割も果たしてくれます。
日焼けで水分を失い、保湿ができていない肌を守ることができます。オロナインには殺菌効果もあるので、傷薬としても使えます。
オロナインを使ったほうがいい場合
オロナインを使ったほうがいい場合は、水ぶくれになっていない日焼けです。日焼けで炎症が起きている時から、皮むけのときまでずっと使えます。皮を無理やりむいて傷になってしまった時も、オロナインであればその殺菌効果が治すのを手助けしくれます。
ただし、オロナインにはかゆみ止めのような効果はありません。ですが、まだ炎症が収まっていない時にかゆみ止めを塗るわけにはいかないので、やはりオロナインで保護しながら、なるべくかゆみを発生させない方法をとるほうがいいでしょう。
配合されているワセリンやオリーブ油が皮膚を保護することで、かゆみが弱まる場合もあります。直接かゆみに作用するわけではないことを心得て使用しましょう。
ヤケドには3種類あります。T度とU度、V度にわかれていて、通常赤くなりヒリヒリする日焼けはT度に該当します。表皮が損傷している状態であり、そこに細菌が侵入しやすくなっています。
それを防いでくれるのがオロナインです。皮がむけてくるときにこのオロナインを使えば、保湿効果によってきれいに皮むけが終了します。
オロナインの使い方
使用するときは、オロナインを塗る前に日焼け部分を冷やしておきます。冷水などで熱をとってからオロナインを塗ります。塗るときは優しく塗るようにします。こすったりしてなるべく刺激を与えないように塗っていきます。
使用期間は5~6日とされています。それ以上塗り続けても効果がない場合は、使用をやめるようにします。誰にでも使用していいというわけではなく、乳児には使用がすすめられていません。
美容アドバイザーとして名高い、佐伯チズさんのオロナイン使用法では、オロナイン水というものがあります。オロナインに水をまぜることで乳液のようにし、乾燥した肌に使うという方法です。
このオロナイン水を使用すれば、日焼けにより広い範囲で皮向け状態の肌にも塗りやすいです。敏感肌の人にも、このオロナイン水がおすすめです。(2017年現在)