日焼け 体温 上昇

日焼けで体温が上昇しているときに考えられること

日焼けで体温が上昇しているときに考えられること

 

日焼けで体温が上昇しているとき

 

日焼けをした後に体温が上昇することがあります。特に、海や山などのレジャーに行って、強い日差しのもとで何時間も運動をした場合などに起こりやすいです。

 

 

 

日焼けをした後に、からだが火照っているような経験を誰もがしたことがあるのではないでしょうか。日焼けをした後に体温が上昇している場合、熱中症を起こしている可能性が高いです。

 

 

 

そもそも日焼けとは、皮膚が軽く火傷をしているような状態なので、体温が上昇しやすいです。そのため、ただ日焼けをして体温が少し上昇するのは、そこまで気にする必要はありません。

 

 

 

クールダウンすれば、また元の体温に戻ります。ところが、中々体温が下がらない場合や、高熱が出ている場合には、ただの日焼けではなく熱中症を起こしている可能性が高いので、注意が必要です。

 

熱中症を起こしている可能性のある症状

 

日焼けをした後に熱中症が起こるメカニズムとしては、日焼けをしたことによって、熱を持ったからだが、外に上手く熱を発散できなくなって起こります。

 

 

 

つまり、体温調節ができなくなるのです。そうなると、大量に汗をかいて脱水症状を起こし、熱中症を進行させます。日焼けをした後に体温が上昇して熱中症を起こしている可能性のある症状として、3つのことがあります。

 

 

 

1つ目は、頭痛があることです。脱水症状を起こして熱中症になると、ミネラルなどが不足するので、頭痛が引き起こされます。また、発熱することによっても頭痛が起こるので、日焼けした後に頭痛がある場合には、熱中症である可能性があります。

 

 

 

2つ目は、吐き気があることです。熱中症になると、ミネラル不足になるほか、体温調節ができなくなるので、気分が悪くなります。

 

日焼けで体温が上昇しているときに考えられること

 

そのため、吐き気を感じる方もいます。したがって、日焼けをした後に体温の上昇とともに吐き気を感じる場合には、熱中症を発症している場合も多いです。

 

 

 

3つ目は、寒気を感じることです。「体温が上昇しているはずなのに、なぜ寒気を感じるの?」と疑問に感じる方もいるでしょうが、熱中症になるとその熱の影響で体温調節中枢が正常に働かなくなることがあります。

 

 

 

つまり、からだが熱いのか寒いのか分からなくなっている状態です。これは、熱中症による熱疲労によって起こることが多いです。脱水症状によって血流が悪くなり、血圧が下がるのです。

 

 

 

そのため、日焼けをして体温上昇しているはずなのに寒気を感じる場合には、熱中症であると考えられます。寒気まで感じたら、熱中症の中でも中度になるので、場合によってはすぐに病院に行った方が良いです。

 

 

 

日焼けで体温が上昇している場合、日焼けのヒリヒリを冷ますことも大切ですが、熱中症を防ぐために水分補給を行ってからだを冷やすことも重要です。