日焼け後にくる皮むけ期間にするべきこと
皮むけ期間にするべきこと
日焼けで皮がむけ始めるのは、日に焼けてからおよそ3〜4日ぐらいです。新陳代謝が活発な人ほど早く皮向けします。子どもなどがいい例です。同じところにいても、皮向けしにくい人としやすい人がいます。
肌がもとから黒く、日焼けしにくい人は皮向けしにくいです。むけ終わるまでの期間は、およそ1週間から2週間です。しかし肌のケアを怠ったりするともっとかかり、場合によっては数カ月日焼けのダメージが続きます。
皮向けを早く終わらせたいのであれば、新陳代謝を上げる必要があります。肌の再生を促すためにも、まずは保湿です。保湿をすれば、皮むけ状態が目立ちにくくなるというメリットもあります。
自分では皮をむかず自然にはがれ落ちるのを待つ間は、特に念入りに保湿しておきましょう。自分でむくと未熟な肌が露出して炎症してしまうこともあります。
皮向けは2週間ぐらいで収まりますが、肌のターンオーバーはおよそ1カ月ですので、日焼けから肌が元に戻るまでは、皮がむけ終わってからもう少しかかります。その間は乾燥状態を避ける必要があり、紫外線にも当たらないようにします。
新陳代謝を上げる方法
食事でも新陳代謝を上げる方法があります。ビタミンAはカボチャやブロッコリーなどに含まれていますが、新陳代謝を活発にしてくれる栄養素です。メラニンの生成を抑制する成分はビタミンCです。
化粧水などで外から補うのもいいですが、ピーマンやレモンなどの果物や野菜で内側からも補ってみてください。そして体内の酸化をとめ、老化を防ぐことのできる抗酸化作用のある栄養素はビタミンEです。
ピーナッツ、ゴマなどで摂取しましょう。牛肉、チーズ、カキ、ホヤやタラコなどに含まれる亜鉛は、細胞を保護する働きがあります。
新陳代謝が活発化すれば、皮膚が回復するのも早くなります。必要な栄養素を組み合わせて摂取することで、皮向けも早く終わらせられる可能性が高まります。
しかしせっかく栄養素をとっても、それを消化、吸収する力やお肌を再生する余力が身体にないと意味がありません。栄養を取ると同時に、ゆっくりと休息をとり、エネルギーを高める必要があります。
新陳代謝を上げるためにはもう一つ、水分補給をこまめにするという大切なポイントがあります。これも化粧水など外側からではなく、内側からも意識して取ることが必要です。
適切な水分補給ができていれば、体内の活性化が高まります。身体が脱水状態では、日焼けから回復するのも遅れます。栄養補給と共に水分を取るように心がけましょう。（2017年現在）