日焼けで皮がむけないようにするには
日焼けの皮むけ防止
日焼けで皮がむけるということはすなわち、皮膚が乾燥している状態なので、まずは乾燥しないようにしておくことが大切です。保湿をしっかりする、水分をたっぷりとるなどして皮膚が乾かないようにしましょう。
皮膚の回復が遅れると、乾燥肌状態がずっと続くようになります。皮がむけること自体は悪いことではありません。日焼けしてしまった肌を生まれ変わらせるためにも必要な過程です。
無理にはがしたりせず、気になるときは剥がれてしまっている部分を安全な眉バサミで切る程度にしましょう。 皮がむけないようにするには、紫外線を多く浴びないようにすることが一番です。
強い日差しを受ける海水浴の時などは、日焼け止めを1度塗るだけではなく、2時間おきなど何度も塗り直すようにします。皮膚が乾燥しそうであれば、保湿クリームを塗ってケアすることも忘れずにします。
スプレータイプの保湿液であれば背中も簡単に保湿できます。日焼けしたときは、お風呂に入るときも気を付けます。
お風呂の温度をあまり高くすると、油分が過剰に落とされ、皮膚のバリアが弱まります。皮膚が腫れてしまうこともあるので、高い温度はNGです。ボディーソープも刺激の弱いものにしておきます。
紫外線のガード対策
紫外線のガード対策として皮膚が出ている部分を覆う必要がありますが、実はそれでムレてしまうのも皮膚にはよくありません。汗が刺激となるからです。
素材はなるべくサラッとしたものを選び、風通しの良いものを選びます。皮がむけないよう、日に当たった時は炎症を長引かせないことが第一です。
日焼けを起こしている状態では、普段は大丈夫な紫外線量でも皮膚に影響を受けてしまいます。皮むけがひどくなったり長期化したりして、最終的にはシミやシワにまで発展しかねません。
対策をしていても日焼けをしてしまうことはあります。そんなときは火傷を冷やすのと同じように火照りがなくなるまで冷やしておきます。もちろん、日に当たらないところでです。長時間紫外線を浴びた体は活性酸素が盛んに出やすくなります。
この活性酸素は老化を促進させる原因ともなります。新陳代謝をよくするビタミンAを取り入れるようにして、身体が活性酸素を除去できるようにしましょう。
ビタミン類を十分とっておけば、皮膚のバリア機能も高まり、皮がむけるような事態にならずに済みます。細胞を保護する亜鉛もとれば、たとえ皮むけになったとしても、回復を早くすることができます。（2017年現在）