日焼け後に皮むけが起こったらきちんとケアをしてシミを撃退しよう！
皮むけ後のシミを防ぐ
日焼けするとお肌が真っ赤になって痛みを伴う事が多いですが、これはお肌が軽い火傷の状態になっている事を表しています。
火傷を負った表皮は細胞が死んでしまっているので、日焼けをして数日後には皮がむけるのは、その下から新しい表皮が生まれてきているからです。しかし、皮むけした部分が気になるからといって無理やり皮を剥くのは絶対に止めてください。
皮がむけてきた部分は生まれたばかりの表皮ですから、まだバリア機能が完全に働く事が出来ない未熟な状態です。
ただでさえ、火傷を負った表皮はダメージに弱い状態なのに、皮を剥いてしまう事で、さらにトラブルに遭いやすい状態になってしまっています。
この状態でまた紫外線を浴びてしまうと、お肌トラブルを引き起こしてしまいますし、さらにはシミを作り出してしまいますから、まずは皮むけが起こっても、触らずにそっとしておく事が大切です。
しかし、例えば顔や腕など、他人に皮がむけた部分が見られる可能性がある部位は、出来るだけ早く皮を剥いて、綺麗な皮膚に戻したいものです。
その際はワセリンやベビーオイルで患部を優しくマッサージするようにして擦って、少しずつ皮を剥くようにしてください。
皮膚が紫外線に晒されている状態
皮が剥けた部分は生まれたてほやほやの皮膚が紫外線に晒されている状態ですから、トラブルを引き起こしやすい状態です。
外出する際にはサングラスや帽子などを着用し、UV対策クリームをこまめに塗るようにしてください。UV対策クリームはお肌に刺激が少ないものを選び、かつ一日の終わりにはクレンジングで優しくオフするようにしてください。
さらに日焼けしたお肌だけでなく、再生した新しいお肌の部分も保湿が大切です。保湿をする事で、お肌がたっぷりの油分と水分を蓄える事が出来るので、バリア機能が回復し、紫外線をはじめあらゆるトラブルに負けないようになってきます。
ヒアルロン酸やセラミドなど保湿効果の高い成分が配合されている化粧品を使うと、バリア機能が高まり、シミだけでなく、シワやたるみなども撃退してくれるのでおすすめです。
またシミ対策として有効なのはビタミンです。特にビタミンCは抗酸化作用が高いので、化粧品として使用するのも良いですが、食品から摂取して体の中からダメージに負けないようにする事も大切です。
アセロラやキウイ、赤ピーマン等のビタミンを多く含む食品を意識して摂取して、体の中から紫外線などのダメージに負けないお肌を手に入れるようにしましょう。
「2017年現在」